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我が家を手がけていただいた建築家さんから、プロモーション用に我が家の動画を撮影したい旨リクエストがあった。

新築してからもう13年。
もはや新築とは間違っても言えない我が家を、いまになって撮ってもらえるなんて、願ってもない。
もちろん!ぜひお願いします!と、(軽く考えて)二つ返事でOKした。

当初は建築家のSさん自身がスマホ片手に簡単に撮影する程度かとタカを括っていたのだが、フタを開けてみたらプロの写真家の方に撮っていただくとのことで、えい坊(妻)といささか怖気づく。

これまで何度か雑誌の取材は受けたことがあるものの、自分たちの動く姿を撮影されるのは初めてだ。
そしてやってきた撮影当日。
半日かけて、外観、内観、様々な角度から我が家をフレームに切り取っていただいた。
僕とえい坊(妻)は動画撮影なんてもちろん初めての経験で、どうしたらよいものかさっぱりわからず終始ぎこちなくキンチョウしながらの撮影になった。
一方、にゃんたろうさんは実に堂々とした落ち着きぶりで、完璧な演技を見せて一同を驚かせた。

2007年の新築から13年。その間、いろいろなことがあった。
当時描いていた通りになったこともあれば、全く予想しなかったこともあった。
当然のことだ。生きていればいろんなことがあるし、当然、そのぶんだけ歳もとる。
だけど、いまもこうして、変わらずこの家で暮らしている。
ふだんはあまり意識しないけれど、これは、幸せなことだ。

撮影から1ヶ月、こんな形で動画は完成した。
恥ずかしいことこのうえないけれど、とてもいい記念になったと思う。



これからもずっと、この家で楽しく暮らしていけますように。