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まだまだ寒いながらも、少しずつ春が近づきつつある今日この頃。

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先日乗っていたら、ブリッピングした瞬間にエンジンから「キュルッ」と音がすることにふと気がついた。
エンジン前方からだし、なんだかベルトが鳴いているような音だ。
去年の夏に交換したオルタネータのベルトのようだ。

整備の記録を見てみると、交換してから2000kmくらい走っている。
新品のベルトが少し伸びてきて、たるみ気味になっているのかも。

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というわけで、点検してみることにした。

オルタネータベルトの張りを調整するのは結構面倒で、タンクを下ろさないとどうしても調整ネジにアクセスできない。
重い腰を上げて、タンクの取り外しにかかる。

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まずは、タンクカバーを外す。
半年ぶりに見る、「素」のタンク。
相変わらずキレイなままで、うれしい。

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燃料ラインと燃料ポンプの配線コネクターを外して、気合を入れてタンクを外す。
あいにく、タンクにはかなりのガソリンが入ったままなので、しこたま重い。
あらためて、GS号の巨大な30リッタータンクに恐れをなす。

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神経をすり減らしつつ、なんとかタンクを下ろす。
他のバイクならどうということはない作業だけど、GS号ではできればやりたくない作業だ。

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タンクを外したGS号は、途端に複雑怪奇な機械のカタマリにしか見えなくなる。

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肝心のベルトは、やっぱりたるんでいた。
たかが1本のボルトにアクセスするためだけにタンクを下ろすので、ものすごく手間で億劫に感じる。
けれども、このベルトのたるみが原因で切れてしまったり外れてしまったりしたら、即、発電できなくなって致命的なトラブルに発展してしまうところだったので、点検した甲斐があった。
きっちりと張り直して無事調整完了。よかったよかった。

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それから、最近、メーターパネルに気温計を追加してみた。
ただの気温計なんだけど、あるとやっぱりすごく便利。

この気温計が25℃くらいを指し示すコンディションで、早く思う存分走りたいなぁ!