久しぶりにキャンプツーリングに出かけた。
去年の夏の北海道ツーリング以来、約一年ぶりのキャンプツーリングだ。
相棒はいつもの旧友T。
朝9:00、下郷町で待ち合わせ。
しばらく後ろをついて走っていたら、旧友TのSR、車検ステッカーが今年の7月になっているではないか。
走りながら「まさか車検切れてないだろね?」と聞くと、彼はてっきり来年だと思っていたらしい。
あわてて、コンビニに立ち寄り、車検証を確認。
のんびり朝ごはんを食べるぼくの傍らで、顔面蒼白無言で車検証を確認する旧友T。
万が一車検が切れていたら、今回のツーリングは残念ながら中止せざるを得ない。
車検証には、有効期限7月20日と書いてあった。ギリギリセーフ。
ホッと胸をなでおろす二人。
さっそく、旧友Tはその場でユーザー車検の予約をとった。
まったく、人騒がせな。
13日の金曜だからなのか、出鼻をくじかれるような出発だ。
事故になんか遭わないよう、安全運転だ。
夏の交通安全運動だからか、途中、白バイさんにたくさん遭遇しながら初日は草津のキャンプ場へ。
ここはもう何回も使わせてもらっているので、勝手知ったる場所だ。
大滝乃湯で汗を流して、ビール片手に反省会。
・・・と、旧友TのSR、こんどはフロントタイヤの溝が思いのほかなくなってきていることに気づく。
このままだと、ツーリングが終わるころにはスリップサインが出てしまいそうな勢いだ。
一難去ってまた一難。やれやれ。
ということで、こんどは旧友T、新潟の2りんかんに電話して、タイヤ交換の予約。
3日後に立ち寄ってその場で交換してもらうことになった。
あーあ、これでいつもの気ままな風まかせツーリングに、ひとつ制約ができてしまった。
この夜は星がきれいで、人工衛星も流れ星も見えた。
気温もちょうどよく、なかなか快適な夜だった。
2日め。
キャンプ場を6:30まえに出発。
浅間山を眺めながら、爽快に一路西のほうへ。
暑い松本を横切り、安房峠。
懸念していた渋滞こそなかったものの、旧道を通るつもりが、あれよあれよと有料の安房トンネルに入ってしまってちょっと失敗・・・。
高山から白川郷を経由して、この日は相倉集落のキャンプ場へ。
初めて来た場所だけど、ぼくの大好きな風景だ。
五箇山国民休養地キャンプ場は、相倉集落を抜けてすぐの場所にある。
ちょっとわかりにくいけれど、それがかえってよいのかもしれない。
こぢんまりしているものの、トイレはきれいだし、快適なキャンプ場だ。
テントを張ったあと、近くの「くろば温泉」に入り、食料品を調達。
こんなロケーションにあるキャンプ場、いいなぁ!すごく気に入った!
この夜のメインディッシュは、レトルトカレー。
キャンプツーリングでレトルトを食べることは滅多にないのだけれど、この日はなんとなく二人ともカレーが食べたい気分だったので。
外で食べるカレーは、レトルトでも抜群のうまさだ。
最近焚き火に凝っている旧友T。
ご飯の後は、炎を見ながらのんびり晩酌タイムだ。
こういう時間がたまらない。
3日めの朝。
若干飲みすぎて頭が少し痛むけれど、澄んだ空気の朝だ。
今日はまず、能登半島へ向かう。
6:00ごろ出発し、7:30には千里浜へ到着。
久々の、なぎさドライブウェイ!
サイドスタンドがのめり込まないよう、昨晩飲んだビール缶をあらかじめ潰して持ってきた。
ここをバイクで走るのは25年ぶりくらいだろうか。
前回走ったときの愛車は、カタナ750だった。
おっかなびっくり走り出す。
少し走ると、慣れてきて気分よく走ることができた。
千里浜を走った後は、七尾で折り返して氷見、富山を海沿いに走った。
海沿いだからだいぶマシだったとはいえ、暑かった。
途中、湧き水でスッキリ生き返る。
親不知を抜けて・・・、
この日は糸魚川のキャンプ場へ。
標高が低い場所だったので、暑くてなかなか寝付けず、睡眠不足になってしまった。
もっと山のほうにすればよかったとちょっと後悔・・・。
あっという間に最終日の4日め。
日本海沿いに気持ちよく北上し、新潟へ。
学生時代に散々走ったシーサイドラインの端っこに、まだ日本では珍しいランドアバウト交差点があった。
導入されて間もないから仕方ないのかもしれないが、注意書きの標識やポールがたくさんあってちょっとうるさかった。
学生時代によく通ったカツ丼屋さんに寄ってみたけれど、ちょっと時間が早すぎてまだ開店前だった。
ざんねん・・・。
というわけで、旧友Tのフロントタイヤを交換に2りんかんへ。
そろそろ寿命を迎えそうになっていたぼくのGSのフロントブレーキパッドが現品限りの30%引きで売られていたので、これはグッドタイミングと迷わず購入。
少しはつきあってやった甲斐があった。
新潟から会津若松まで高速で一気に走り、いつものように道の駅つちゆで解散。
4日間で約1,350km。
夏は、早い時間、涼しいうちに走り出して、早めにテントを張って、温泉でのんびりするのがおすすめ。
ちなみに、翌日旧友Tは無事にユーザー車検をパスさせたそう。
おつかれ。
コメント
コメント一覧 (2)
旅のハプニングは後に良い思い出になりますからね、当事者は冷汗もんだったでしょうが…
この時期は標高1000以上の場所じゃないと暑がりな私には厳しいです😬事故もなく良かったですね。私は今週末に鳥取の温泉目指して1泊2日でトンボ帰りし、2000㎞近い旅へ出ます。
確かに、この時期のキャンプは標高1000mは欲しいですよね。
鳥取弾丸旅行、事故に遭わないよう、安全に楽しんでくださいね!