先週のことになるが、昨年に引き続き家族で旅館に泊まってきた。
我々夫婦、オトート夫婦、それに両親の総勢6名。
年に一度の集まりだ。
今年は、福島の飯坂温泉。
喜久屋旅館、という小さな旅館だ。
温泉に入ったあとは、昨年同様に卓球大会。
これが、楽しい。
卓球場(兼、会議室、兼バー)の片隅に置いてあったジュークボックス。
もう動いている気配はなかったけれど、手書きの曲名がどれここれも時代を感じさせる。
こういうのもたまらない。
じつに心地よいタイムスリップ感。
温泉はこうでなくちゃね。
懐かしい「プッシュホン」。
手書きの「おさんぽマップ」も素朴でよい。
昔はどこにでもあった「街の電気屋さん」。
すっかり見かけなくなってしまった。
こういった「たばこや」も。
「射的場」には野菜がおいてあった。
飯坂温泉には、「ハタラク・バイク」がたくさんいた。
にぎやかな温泉街ももちろん楽しいが、ひなびた温泉街も、大好物だ。
立派な看板だ。
かご、かご、かご。
ケヤキの大木。
旧堀切邸。
金庫火災 保険附。
キリッとした、澄んだ空気の青空。
いやぁ、落ち着く。
のんびり、てくてく。
イカしたトライクだ。
懐かしい、「通学路」の看板。
こういった佇まいも昔の記憶そのままだ。
これまた素朴で味わいのある看板。
・・・と、現地集合、現地解散の一泊小旅行だったけれど、両親、兄弟の元気な姿も見ることができたし、普段の忙しさを忘れられた、いい旅行になった。
ここで話はガラッと変わるのだけど、一ヶ月ほど前に、僕は我が家のテーブルの足に左足の小指をしたたかにブツけた。
なかなか腫れと痛みが治まらないので病院で診てもらったところ、指の先端の骨がどうやら折れていたようだ。どうりで痛いわけだ。
というわけで、しばらくの間は激しい運動はできなくなってしまった。
とはいえ、これでまた運動不足になると、それはそれで身体の調子がおかしくなってくる。
ということで、この週末は自転車で少し散歩してみた。
小名浜漁港。
風は冷たいけれど、久々に乗る自転車での散歩は気持ちがいい。
三崎公園、マリンタワー。
ここに登ってくる坂道がちょっとキツかったけれど、ひいこら言いながらなんとか登りきった。
ここいわきは、山も海もあるいい町だ。
冬でもほとんど雪が降らないのもうれしい。
風がもうちょっと穏やかだともっといいんだけれど、それはまあ、仕方がない。
来年1月に閉店してしまう、小名浜ショッピングセンター改め「タウンモール・リスポ」。
こういった「地元ならでは」のお店が次々と閉店していくのは、やっぱりなんだかさみしい。
そして、すぐそばの海岸沿いには、来年、(いまやどこにでもあるような)イオンモールができあがる。
のんびりと2時間ほど走って、25kmほど。
自転車なら足の小指への負担は少ないだろうと思って乗ってみたけれど、やっぱり少し痛くなってしまった。
治るまで数ヶ月かかるらしいから、ちょっと先が思いやられるなぁ・・・。
コメント
コメント一覧 (2)
最初の任地が飯坂だったんですね!
たしかに、若かったころといまでは、同じものや事柄に対しても全然違った見え方に変わっていたりすることは僕にもよくあります。
でもそれはそれでおもしろいですよね。