春に知り合った、同じ市内に住むパンダ乗りの若者Yくんが我が家にやってきた。
パワーウインドウが壊れてしまい、メーターの照明も切れてしまったそう。
パワーウインドウの故障については残念ながらすぐ直してあげるわけにもいかないので、とりあえず応急処置の方法を伝授して、メーターバルブを交換することに。
メーターパネルを照らすバルブが2箇所切れていた。
幸い、僕はスペアのメーターを持っているので、そこから使えるバルブを移植。
黄ばんでいるほうが僕のスペアメーターだ。
Yくんのパンダは900ccのHobbyなので、水温計がついていない簡略版のメーターだ。
ちなみに、Hobbyには時計もついていない。
それから、Yくんの希望で、ドア内張を撤去。
ドアハンドルを外すときにコツがいるので多少手こずってしまったが、両側とも無事成功。
故障したパワーウインドウレギュレータがむき出しになってしまったけれど、この際「手回しくるくる方式」に換装してしまいたいとのことなので、しばらくこのままガマンしてもらうしかない。
それまでの応急処置は、写真のような「吸盤」だ。
これで、走行中の振動でガラスが下がってしまうのを防止するのだ。
こんな故障もものともせず、相変わらずパンダが好きだというYくん。
まだまだ若いのになんと寛容な精神の持ち主。
うれしいではないか。
さて、話題は変わって今年の稲刈り。
例によって僕はひたすら運転手だ。
2t積みエルフ号で米を出荷し、軽トラサンバー号で籾を運ぶ。
先日セットアップした籾摺りラインもただいま絶賛稼働中。
うず高く積まれる籾殻の山。
雨が降ったばかりでぬかるんでるし、さらに稲が倒れてしまっている部分もあり、なかなかスムーズにいかない。
条件の悪い場所では、こんなふうにすぐ稲がコンバインに詰まってしまって大変だ。
ところで、こういった農機具のネーミングは、あらためて考えてみると非常におもしろい。
たとえばイセキの場合・・・、
田植え機は「さなえ」
トラクタは「ジアス NTA」
コンバインは「フロンティアファイター」
そして乾燥機は「ドライボーイ」。
なんだろう、この脈絡のなさ。
「さなえ」で植えて「フロンティアファイター」で刈りとるのだよ。
今日のお昼は、豪華ヒレカツ&エビフライ弁当!
爽やかな秋空の下で食べる弁当のうまさといったらない。
至福のひとときだ。
さて、午後もがんばりましょう。
コンバインいっぱいにたまった籾を・・・、
軽トラにざぁ〜っと排出。
そしてそれを乾燥機に運ぶ。
田んぼから乾燥機までのタイムトライアル。
籾満載のスバルサンバー号で、一つ一つのコーナーを果敢に、かつ慎重にクリアしていく。
いやがおうにも、ドライビングスキルが磨かれるというものだ。
季節を感じられる田んぼって、やっぱり、いいなぁ。
コメント
コメント一覧 (2)
さなえさん、たしかに我々世代くらいまではなじみ深い名前でしたよね。
朝晩、めっきり涼しくなりましたね。秋ですね。