IMG_3036
北海道上陸三日め。

阿寒湖キャンプ場を出て、霧雨で視界が悪いR241を東へ進む。
こんな天気じゃ、屈斜路湖や摩周湖は確実に見えないだろう。
ということで、最初に向かったのは、地平線の見える大牧場、多和平

IMG_3021
ここでは、関西から来ていたDUCATI乗りの方と出会った。
もう30年以上乗り続けいているそうだ。
燃料コックから燃料漏れが始まってしまったので、このキャンプ場で部品が届くのを待っているのだそうだ。
あと何日かかるかなぁ・・・、なんておっしゃっていた。
すばらしい。

IMG_3023
ウルトラマンのようなクボタのトラクタ。

IMG_3022
おっ!これは・・・、

IMG_3037
ドイツでよく見かけたLANZ BULLDOG」じゃないか!
こんなところで再会できるとは。

IMG_3033

北海道そのもの、な風景だ。

img022
23年前の展望台からの眺め。

IMG_3031
こちらが、今回の写真。
キャンプ場に植えられた木々が、2枚の写真の間に流れた時間の長さを物語る。

IMG_3042
モアン山の「牛」
旧友TのSRがすっかり隠れて見えない角度から撮ってしまったので、撮り直そうとしたら・・・、

IMG_3048
瞬く間にガスがかぶってきてほとんど見えなくなってしまった・・・。

img023
開陽台に向かう途中のどこかで撮ったと思われる一枚。
どこまでも続く直線道路に感激した喜びを表現しようとした、おバカな写真。

IMG_3053
その場所がどこだったのかよくわからなかったけど、とりあえず似たような写真を撮ってみた。

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1ac0
というわけで、開陽台に到着。
もやがかかっている天気なので、残念ながら視界はあまり期待できない。

vLF4Zb1wQeOHSCk7IaLmfA_thumb_1ac5
展望台はすっかり新しくなっていた。
そしてそこには、こんな記念碑があった。

L1Cy3gIwSFO0cR%hpGlLHg_thumb_1aae
たしかにあの当時、北海道といえば開陽台、というくらいに、バイク乗りにとって開陽台は有名な場所だった。
「広い視野を得て、謙虚な姿勢を」
とてもいい言葉だ。

KdIuf%e2SIGrrMINloGRWQ_thumb_1abe
素敵な写真だ。

img025
我々が訪れたのも、ちょうど、旧展望台が取り壊される直前だった。
記念碑の写真とそれほど違わないタイミングだったのかもしれない。

m4SWOzRARzmyiSpZTuIwTQ_thumb_1abb
肝心の眺めは、こんな感じでちょっと残念だった。

hAypdQcLQCeHVqfgvXDazQ_thumb_1ad6
開陽台を後にした我々は、知床へと東に走った。
羅臼まで一気に走って、ここで一休み。
雨こそあがっているものの気温は低く、旧友Tはカッパを着たままだ。
一服を終えて、知床横断道路を目指す。ウトロまでお昼はガマン。

img027
知床峠。
前回は羅臼岳がきれいに見えていたけれど・・・、

2xKoA26dTQCZucwfSRfyfQ_thumb_1ac8
濃霧のためまったく何も見えず・・・。

img026
晴れていれば、こんなふうに国後島までよく見えたはずなのに。

IMG_3055
まっしろけ。

Na6dRGwGQH672uUnVaq+rA_thumb_1a92
ウトロへ降りていく途中で霧が晴れ、青空が現れた。
北海道に上陸してから初めて見た青空だ。
彩度の低いモノクロームの世界から、突然、総天然色の世界へ変わったようだった。
うれしかった。

Qa6zyHf4TsCjUcFZDREjlQ_thumb_1a81
ウトロの道の駅で、お昼ごはんを。

4nnmAaufTSaDeCPMD1TW0A_thumb_1a84
バフンウニ丼。
味が濃くて、醤油なんていらないほどのおいしさ。

img028
あの時は、ここウトロのキャンプ場に泊まった。
キャンプ場近くの海岸沿いの道で撮ったこの写真は、いまでもお気に入りの一枚だ。

IMG_3057
残念ながら時間的に夕日をバックに撮ることはできなかったものの、同じような場所で同じように一枚。
こうしてみると、カタナとGSは、どことなくシルエットが似ているような気がする。

img030
あのときは、キャンプした翌日の早朝、カムイワッカ湯の滝へ行った。
ウトロから砂利道を10kmくらい走ってたどり着いたここ。
以前は自由に入浴できたので、わらじを借りて、二人で貸切状態の朝風呂を楽しんだ。
気持ちよく温泉に浸かっていると、水着を着た若いカップルが現れて、スッポンポンの我々は非常に気まずい思いをしたことをよく覚えている。

img031
オシンコシンの滝
僕は影に隠れてしまって、旧友Tが一人で写っているように見える。

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1a97
今回は平等に二人ともしゃがんで。

Vl%OyQWvRCy3a2BDYbfCXw_thumb_1a7c
斜里町の直線道路をずっと走っていたら、睡魔に襲われた。
休憩しながら、今晩の野営場所を検討する。

2IEdV58NRKm3+mJJWJOcVA_thumb_1aca
ホクレンの給油所で手に入れることができるフラッグ。
昔は、バイク乗りの憧れだった。
これをたなびかせて走るのが、北海道ツーリングライダーの「お約束」であり、誇りだった。
以前はタダでもらえていたのだけど、いつのまにか1本150円の有料になっていた。
エリアごとに色違いが手に入って、全部で4色。
有料化にはちょっと驚いたけど、良心的な値段だし、続けてくれているだけでもありがたいことだ。
この日までに2色をゲット。
いい歳しても、うれしいものだ。

IMG_3063
この日は、東藻琴芝桜公園のキャンプ場に。
他に誰もいない、貸切状態。

IMG_3072
今日も一日お疲れさま。
最近はもう、これと同じ1150GSと出会うことはめっきりなくなってしまった。
見かける GSはどれも1200ばかりで、それは今回の北海道ツーリングでも同様だった。
今回のツーリングでも、1150GSとは一度も出会わなかった。
それでも、僕はこのバイクを気に入っている。
何年乗っても、ぜんぜん飽きない。
気がついたら、新車で買った2003年から、早14年も経ってしまった。

IMG_3081
このキャンプ場は、敷地内にお風呂もあってとても快適便利だった。

IMG_3080
この日は洗濯もした。
そしてなぜか突然、携帯が充電されなくなってしまいバッテリーが尽きてしまう。
自分では大して依存しているつもりはなかったけれど、こうなると不安になるものだ。
でも、もしかしたら、たまには文明の利器に頼らず生きなさい、という教えなのかもしれない。

IMG_3082
炭焼き肉の夕飯を食べながら、飲んで、語って、ぐっすりと。

00
 
本日の走行距離、298km。

(つづく)