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この三日間は、雨の予報が大きく外れて、結局のところ降らなかった。
だから連日、オートバイに乗った。250TRをじっくり知ることができて、楽しい休日になった。

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16日は、旧友Tと猪苗代で待ち合わせて、会津をウロウロと走り回ってきた。
この日、朝方はかなり気温が低めで、薄着で出かけたぼくはすっかり身体を冷やしてしまった。
長い間、1150GSの抜群のウインドプロテクションにすっかり慣れてしまっていた僕は、カウルのないオートバイの「剥き出し感覚」を少し忘れかけてしまっていたようだ。

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お互い、オートバイを乗り換えたりしながら、思う存分走った。
250TRからSRに乗り換えると、SRがずいぶんどっしりした安定感のある乗り味に思えた。
あたりまえだけど、トルク感もSRのほうが上だ。
排気音も控えめで、比較すると、全体として上品な印象だ。




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これに対して、250TRは多少ガサツで「やんちゃ」な感じがする乗り味だ。
排気音もずいぶんにぎやかだ。
とにかく車体が軽いので、よくも悪くもヒラヒラしている。
カーブの倒し込みなんて、笑っちゃうくらいに軽快ないっぽう、荒れた路面などでは、多少、頼りなさが顔を出す。

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カワサキとヤマハ、2台の単気筒が並ぶ。
どちらも、いかにもオートバイらしい造形だ。
TRにも、SRみたいにフォークブーツをつけたら似合いそうだな。

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この日は、1日で450km弱走った。
250ccのカウルなし単気筒だからもっと疲れるかと思っていたけれど、思いのほか平気だった。
ただ、6.6Lしか容量のないタンクは、長距離ランにはちょっとツラい。
燃費は35km/lくらいと優秀だけど、150kmくらい走るとリザーブに近くなってしまう。
だから、頻繁に給油が必要になってしまう。この日だけで4回給油した。
1150GSだったら、30Lタンクのおかげで、450kmの距離なら無給油で走れてしまう。

とはいえしかし、このオートバイがこんなに楽しく走れるものだなんて思っていなかった。
とにかく、軽快な走りごこち。
すっかり気に入ってしまった。

もちろん、大きいオートバイは大きいオートバイでまた違った世界があって、それはそれで間違いなく楽しいのだけれど、小さくて軽いオートバイだけが持つ軽快感からくる気持ちよさも、また格別だ。

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えい坊も、250TRをとても気に入ってくれている。
足つき性も断然よいし、軽いし、リラックスして運転できる。
とはいえ、長距離走行時の安定感やパワーの余裕、そしてウインドプロテクションの快適さについては、やっぱりF650に軍配があがるようだ。
F650GSは、彼女の体格にはやっぱりちょっと大きすぎるから、気軽に乗れる250TRは、運転技術を磨く絶好の練習台になりそうだ。

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250TRを手に入れるまでは、たまに僕がF650GSに乗ったりすると、なんてコンパクトで軽くて軽快なんだろう、なんて思っていたけれど、250TRに乗ってからF650GSに乗ると、逆に、ずいぶん大きくて重いオートバイに感じてしまった。
人間の感覚なんて曖昧なものだ。

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250TRを手に入れて、約1,000km弱走った。
なんにもついていない、小さなオートバイ。
だけどこれは、知らないうちに忘れかけていた、いろんなことを僕に思い出させてくれている。