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すっかり書くタイミングを外してしまったのですが、現在発売中の住宅誌「Replan福島 vol.1」に、我が家が掲載されています。

巻頭特集「性能とデザイン」のトップに載せていただき、さらに、表紙にまで我が家の写真を使っていただいています。

記事本文は、我が家を設計してくださった「KD設計」の佐藤大さんに書いていただいています。
写真も、出版社の方にとてもきれいに撮ってもらいました。

2007年にこの「すぎのいえ」を建てて以来、早いもので8年もの月日が経ちました。
もうすっかり「新築」とはいえない我が家。
そんな我が家がいまごろこうして紹介されるのは、なんだか不思議な感じです。

100%、自分たち「だけ」のために建てたこの家。
他のだれかがどう思うかなんてこれっぽっちも意識せず、自分たちのわがままだけを詰め込んだこの「すぎのいえ」。

それが、結果的にだれかの目に留まり、何かを感じてもらえる。
こんなにうれしいことはなかなかありません。

家づくりは、ほんとうに人それぞれ。
100人いれば、100通りの「理想の家」があります。
正解なんて、存在しません。

家は、ともすると「ハードウェア」的視点で考えられがちですが、決してそれだけではない、というふうにも思います。
これから家を建てる方々にとって、我が家からそんな部分を少しでも感じてもらえたら、とてもうれしく思います。

建てたばかりの頃に感じていた、「家は、建ててからがほんとうの楽しみ」という思いも、まったく変わることがありません。
その証拠に、「いま」のこの家がいままででいちばん!と、いまだに常々感じています。

古くなってきたところも、傷ついたところもたくさんあるけれど、「いま」のこの家がいちばん素敵だ!と、心の底から思います。

そしてそれは、今後もずっと変わらず続くと確信しています。

にゃんたろうさんもきっと気に入ってくれている(はず)ですし。






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以下、過去に我が家が掲載された出版物です。

現代日本の建築vol.5 (art box in japan)
アートボックスインターナショナル
2014-05-03


ガレージのある家Vol.32 (NEKO MOOK)
ネコ・パブリッシング
2014-11-11