国境を越えて約2時間で、プラハに到着。
街の眺めは、ハンガリーのブダペストととても似ている印象。
まずはホテルにチェックイン。街のどまんなかのホテルだったので、駐車するのにも一苦労だ。
荷をほどき、一服したあとさっそく街に繰り出す。
と、さっきまで太陽がさんさんと照りつけていたのに、むこうから真っ黒な雲が!
歩いて5分もしないうちに夕立ちが降ってきたので、らくちんな乗りものに乗ることにする。
どんなコースを回るのかもわからないまま、とりあえず乗り込んでおじさんにお金を払う。
さて、どんなところをめぐってくれるんだろう。
街の中心を流れるモルダウ川を渡り・・・
坂道をトコトコと登る・・・。
ずいぶんかわいいデザインの標識。
宮殿が見えてきた。なにやら人だかりができている。
ちょうど、衛兵さんの交代式をやっているところだった。
あんなに観光客たちに囲まれても、表情ひとつ変えずにずっと立っているのはさぞかしタイヘンな仕事なのだろうなぁ。
プラハ城から坂道を下り、またモルダウ川を渡る。すぐ隣には、プラハのシンボル、カルル橋が見える。橋の上は、観光客で埋め尽くされている。14世紀から15世紀にかけて建設されたそうだ。
振り返ると、丘の上にプラハ城の大聖堂が見える。
約一時間で出発地点の広場に戻ってきた。
なんの予習もせず、さらにはガイドブックのひとつも持ってこなかった(!)我々には、プラハの概要を把握するのにはもってこいであった。雨にも濡れないですむし、スピードの遅さものんびりしていてとても心地よかった。(といっても、乗り始めてすぐに雨はやんでしまったのだけど・・・。)
この広場には、有名なでっかい天文時計がある。有名な、といっても、予習してなかったので知らなかったのだが・・・。
天動説に基づいた天体の動きが表されていて、正時になるとからくりが動き出す。
歩いてすぐのホテルにいったん戻り、近くのレストランで夕食をすませたあと、また散歩。
プラハはまた、ボヘミアガラスがとっても有名らしい。街の中はほんとにガラス屋ばかり。ほとんど10mおきに軒を連ねている。えい坊は記念に買おうといろいろ物色。店に入ると、途端に「コンニチハ。コレ、6コセットネ。ボヘミアガラス、イイヨ!ホラ、キレイデショ?」などとあろうことか店員のにいちゃんが日本語で話しかけてくるではないか!よっぽど、多くの日本人の観光客が来てるのだろう・・・。
今日は冷やかすだけにして、いろいろ見て回る。
いやはや、それにしても圧倒される量のガラスたち・・・。
この街に万が一地震がきたら、それはそれは大変なことになるだろうなぁ、などと、どうでもいいことを考えながら、えい坊のウインドゥショッピングについていく。
まぁ、ヨーロッパが地震に襲われることは、まずないのだろうが・・・。
こんなふうにして、初日の夜は更けていくのであった。
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