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プラハ2日め。
気持ちよく晴れて、観光日和。

まずは、電車に乗ってお城にいくことにする。
銀行でお金をおろし、地下鉄の駅で券売機とにらめっこ。ここも、トラムや地下鉄は共通の切符で乗ることができるようだ。地図を見ると、トラムに乗っていくのがよさそうだ。切符を買おうと券売機に書かれている説明をがんばって読んでみるものの、決まりが複雑なのでいまひとつどの切符を買えばいいのかわからない・・・。
そんな困り顔をしている我々を見かねたのか、駅員さんが声をかけてくれた。
おかげであっさり切符を買うことができて、一安心。

さて、今度はトラムの停留所を見つけなければならない。手元にあるのはホテルでもらった簡単な観光マップのみ。なんとなく歩いてみるものの一向に見つからず、パトカーの警察官に道を訊く。ものすごく巻き舌の入った英語で親切に教えてもらって、またまた感謝。
やっとのことでトラムに乗る。

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しかしこんどは、二人とも降りるべき停留所をチェックしなかったことが判明・・・。
テキトウなところで一度降りてみたものの、なんとなく違ってそうなので、もう一回乗りなおし、丘の上までのぼる。ところが今度はどうも行き過ぎたようで、気づいたらたくさん乗っていた観光客はもうみんな降りてしまったようで、乗客がほとんどいなくなってしまった。
すかさず我々も降りる。やはりちょっと行き過ぎてしまったようだ・・・。
とことこ歩いて戻ることに。でも、こんな行き当たりばったりの旅も楽しいものだ。二人で軽口を叩きあいながら歩いていると、すぐにあたりはにぎやかになってきた。

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わんこを従えてアコーディオンを弾いているおじいちゃん。
眠そうなわんこ。

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ほどなく、大聖堂が見えてきた。

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近づいてみると、驚くほどの人の数・・・。
中に入ろうにも、それはもう長蛇の列で、入れるまでに何時間かかるかわからないのであっさりあきらめる。いろんな国の言葉が飛び交い、みんなそれぞれにガイドブックを持っている。中でもイタリア人が多いような気がする。もちろん、日本人もけっこう見かける。

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お城から街を見下ろす。すばらしい眺めだ。

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おみやげ屋さんの並ぶ坂道をとことこ下り、カルル橋のほうへ。

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橋の上も観光客で埋め尽くされている。こりゃぁ、すごい。
プラハというと、いままでは何の根拠もなく、雪がしんしんと降るようなひっそりと静かな情景をイメージしていたのだが、正反対だ。活気に満ち溢れている。
橋の上には、大道芸や似顔絵書き、アクセサリー屋さんがずらっと並ぶ。

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橋の上から、大聖堂を仰ぎ見る。

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橋のたもとから、遊覧船が出ていたので、乗ってみることに。
なんだか気持ちよくなってきて、すっかりうとうと眠くなってしまう・・・。

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ヨーロッパの日差しは、ほんとうにまぶしい。
あきらかに、日本よりも強いと思う。サングラスなしでは、目が痛い。
散水車が、水を撒いていった。通行人などおかまいなしに水しぶきを浴びせていく。
でも、これがまた気持ちよい。

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夕食を食べ終えたころ、ちょうど暗くなってきたので、ライトアップされたお城を見に再び河畔へ。

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さすが、かつての神聖ローマ帝国の首都、世界遺産の街、プラハであった。
予想以上の大きさと華やかさに、驚きの連続であった。
東欧というと、なんとなく暗いイメージがあったのだが、まるでそんなことはない。
昔から歴史については、日本史も世界史も苦手だったのだが、こうして世界をまのあたりにすると、歴史を知りたい!という気持ちになってくる。
年号と人物名の暗記だけが歴史ではないものね。
今度はきちんと勉強して、もういちど行ってみたい。