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旅行三日め。プラハに別れを告げ、一路南を目指す。

来た道と同じ道で帰るのはつまらないので、ザルツブルグに寄っていくことにした。
プラハからザルツブルグの間は、カーナビによれば高速道路ではなく一般道のほうが割合が多いようだ。のんびり風景を眺めながら行くとしよう。
ところで、僕はこちらにきて初めて、カーナビというものを使うようになった。
日本に住んでいたころは、まったく必要性を感じなかったので、使ってなかったのだ。
いったん使ってしまうと、たとえばケータイのように、常にそれがないと不安になってしまうのが何かに縛られているようでイヤだったのだ。

でも、こちらでは、やっぱり便利!
決してポリシーを変えるつもりはないのだが、なにせ交通ルールすらよくわからないうえに右側通行なので、地図を見ながら運転などという余裕はまったくないし、あぶないことこの上ない。なので、ナビつきのクルマにしたのだ。頼り過ぎないようにしたいものだが、しばらくの間はこれなしでは生きていけないかも・・・。

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ずうっと、こんな景色が続く。なだらかな丘が続き、高い山がないので見晴らしがいい。
なんだか北海道に似た景色だ。

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国境だ。ここからオーストリア。
ここでは、きちんとパスポートを提示しなければならなかったものの、なんなくパス。
ドイツからチェコに入ったときよりも、ちょっとだけ厳重な感じがした。

ガソリンスタンドで給油。ついでにオーストリア用の高速通行ステッカーも購入。
トイレの場所を聞くも、レジのおばちゃんは全く英語が話せず、言ってることがさっぱりわからない。う~ん、と困っていると、うしろに並んでいたおじさんが親切に英語で訳してくれた。
ここのトイレは故障してて使えないから隣のスタンドに行ってくれとのことだった。
クルマに乗り込もうとすると、レジのおばちゃんがなにか言いながら駆け寄ってきた。
レシートを見せながら必死になんか言っているのだが、チェコ語なのでさっぱりわからない・・・。わからないながらも身振り手振りを交えつつよおく聞くと、どうも、おばちゃん間違って軽油の値段で清算しちゃったらしい・・・。レジを打ち直して出発。
しかし、言葉がわからなくても、なんとかなっちゃうものだなぁ、と感心する。
コミュニケーションって、普段は会話が100%のように思いがちだけど、じつはそれ以外の要素、たとえば表情やしぐさ、身振り手振りなんかも、とても重要な部分を占めているといったことを何かで読んだことがあるが、まったくうなずける話だ。

オーストリアに入った途端、道端の標識やら看板やらが一斉にドイツ語に変わった。
ドイツ語だってほとんど読めないクセに、チェコ語からドイツ語に変わっただけで妙な安心感がこみ上げてくる自分に笑ってしまう・・・。

さて、夕方になってやっとザルツブルグに到着。
夕方といっても、まだまだ日が長いので、十分に観光する時間は残っている。

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僕は以前いちど来ているので二度めだが、えい坊は初めて。
お城と旧市街をぶらぶらと見て歩く。

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遠くに見えるアルプスの山々がとてもきれい。

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お城からの眺めも格別。毎日、この景色を眺めながら、王様はどんな暮らしをしていたのだろう。

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ケーブルカーで街へ降り、ウインドゥショッピング。
夕方とはいえ、まだまだ眩いくらいの日差しにきれいな看板が映える。

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アルプスの山々を遠くに眺めつつ走りながら、暗くなるまえにはミュンヘンに帰りついた。
一日で三つの国々を回れるなんて、ほんと、ヨーロッパならではだ。