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プラハ旅行から帰ってきたものの、まだなつやすみは半分残っている。

というわけで、こんどはミュンヘンの北150kmほどのところにある、城壁に囲まれた小さな町、ローテンブルグに日帰りドライブ。
時間があれば、いわゆる「ロマンティック街道」をのんびりと走っていくのもよかったのだけど、寝坊して出発が遅くなってしまったので、アウトバーンで一気に行くことに。

町に着いてクルマを降りると、すぐに馬車が目に入った。
えい坊の希望で、乗ることにする。30分で町をぐるっとひとめぐり。

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案内役のお兄ちゃんは、ずうっとしゃべりっぱなしで町を案内し、お客さんたちをたくみに笑わせている。が、もちろんドイツ語オンリーなので、僕ら二人だけチンプンカンプン。みんなが笑ってるときにいっしょに笑えないのって、けっこうさみしい・・・。
でもたまに、向かいに座っている夫婦が親切に英語で説明してくれたのでうれしかった。

とても小さな町のようで、これなら歩いても十分に回れそう。
ここも有名な観光地のようで、いたるところに日本語の看板や説明があってびっくり。
たしかに、それなりに日本人らしき観光客の姿がちらほら。
ほんとに、いまやどこにでも行ってるんだなあ、日本人・・・。

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ここの名物お菓子らしい、"Snowball"。
ヒモみたいに伸ばした生地を丸めてつくるそうだ。
チョコとプレーンをひとつずつ買って食べてみた。
ドーナツのようなものかと思いきや、サクサクの食感でなかなかおいしい。
えい坊は、その見てくれから、「脳みそまんじゅう」などと名前をつけていた。
脳みそまんじゅう・・・・・・。

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ゆっくり町を観光したあと、ついでにニュルンベルグにも寄ってみた。
もうだいぶ遅い時間だったので、こちらは駈けあし。
こちらはだいぶ大きな町だ。
個人的には、大きな町よりも、こぢんまりしたちっちゃな町のほうが好きだな・・・。

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フライドポテト専門店があった。イモ好きのえい坊は興味津々だったようだが、僕は・・・。
なんだか、飽きそう・・・。

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道端に僕のと同じバイクが駐めてあった。
あぁ、もう気がついたら2ヶ月以上もバイクに乗ってない・・・。
こちらでもいまはシーズン真っ盛りなので、日本以上にたくさんのツーリングライダーを見かける。うらやましい限りだ。
乗りたいなぁ・・・。
いつか、ぜったいヨーロッパツーリングを実現させるぞ!
と、心に誓ったニュルンベルグの午後7時であった。