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メルクリン。
お菓子か洗剤かなんかの名前みたいだが、違うのだ。

メルクリンとは、鉄道マニアなら必ずその名を知っているであろう、鉄道模型の老舗メーカーである。
ちなみにわたくしは鉄道マニアではないが、子供のころにはあこがれましたよ、鉄道模型!TOMIXとか、KATOとか・・・。カタログもらってきて、ため息つきながら見てたなぁ・・・。あの、箱庭のようにいろんな情景が精巧なミニチュアで再現されている世界は、それはそれは子供ゴコロがくすぐられたものだ。

さて、そのメルクリン社の展示場(?)に行ってきた。ここは、メルクリンのHOゲージが展示場いっぱいに走っている、夢のようなところだ。
入場料8.5ユーロを払ってさっそく中へ。

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こりゃぁ、すごい!子供のころに来ていたら、きっと卒倒していたかも。
一面、めちゃくちゃ精巧な鉄道模型ワールドが広がっている。

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お客さんの年齢層も幅広く、老若男女、まんべんなくみんなにこにことうれしそうに眺めている。

ディテールまで非常に凝っていて、端から端までじっくり眺めていくと、いろんな発見があって時間を忘れる。

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丘のうえのお城のそばを走る登山鉄道。道ではお祭りのパレードが。

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山の上のほうには雪がかぶっている。

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よく見ると、ちゃんとスキーしてる。

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暗くなると、街には灯がともります。

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大きな駅は、にぎやか。

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また明るくなり、都会の喧騒が聞こえてくるよう。

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あらら、木に飛行機が!早く助けてあげなきゃ!

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田舎のほうでは、かぼちゃを売っています。

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やぎの群れ。

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おまわりさんに捕まっています・・・。
スピード違反かな?

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運送屋さんでは・・・、

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ストライキ敢行中!

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いっぽう、こちらの水辺では、みんなのんびり日光浴。

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こっちはLOVEである。

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峠では自転車のヒルクライムレースをやっている。みんなツラそう・・・。

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おっ!頂上では、ちょうど一位の選手がゴール!おめでとう!


・・・と、すみからすみまで、あきれるくらい細かい情景が繰り広げられていて、ほんとうに楽しかった。「童心に帰る」とは、まさにこのこと!
人形の身長は、1センチくらいなのでほんとうにちいさい。でも、ひとりひとり、表情まではっきりわかるので、ガリバーになって小人の国をのぞいているような気分になる。
こういう箱庭模型って、ほんとに夢があるなぁ・・・。

でも、かんじんの鉄道の写真をあまり撮ってなかったのに気づいたのは、帰ってきたあとで・・・。