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つい先日リニューアルオープンしたばかりの、BMW MUSEUMに行ってみた。

この一週間は出張であちこち飛び回っていたので、心身ともにクタクタ。
とても遠出する気にはならず、かといって家でぼうっとしていてもつまらない。
おまけに、外は雨。
こんな日は博物館めぐりにうってつけだ。

BMW MUSEUMへは、アパートからクルマで15分ほど。あっという間だ。
MUSEUMの隣にあるBMW Weltの地下駐車場は、ほぼ満車状態。やっとのことで空きスペースを見つける。

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「新車受け渡しセンター」兼ショールームとして昨年10月にOpenしたBMW Weltは、観光客でいっぱい。
ここはもう何度も来ているので、中を素通りして道路を挟んだ向かい側にあるMUSEUMへと歩く。

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本社ビルの右側にあるボウルのような建物およびその地下部分がMUSEUMだ。
ボウル部分の屋上には大きくBMWマークが描かれていて、Google mapでもはっきり見ることができる。

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入場料を払い、さっそく中へ。
12ユーロという設定は、なかなか強気な設定である。
ベンツ博物館の8ユーロより断然高い。

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最新の博物館だけあって、アーティスティックな演出が多い。
無数の球体が天井から糸で吊ってあり、それぞれ無秩序に上下している。
じっと眺めていると・・・、

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みるみるうちに曲面が形成され・・・、

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優美なクルマを形作る。
単純なしかけだが、なにか視線を釘づけにする美しさがある。

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もともとは航空機エンジンメーカーであったという歴史はあまりにも有名。

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BMWのオートバイに乗っていると、「BMWってバイクも作ってたの?」などという声がいまだに聞かれるが、なにを隠そう、BMWの二輪の歴史は四輪よりも長いのだ。

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そして、1928年、BMW初の四輪車が誕生する。
現在のように、スポーツカーメーカーとしての名声を手にするのはもっとずっと後のことだ。

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歴代のBMWオートバイが壁一面に飾られている。

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水平対向2気筒+シャフトドライブという、BMWを特徴づける基本構成は、もう80年以上も連綿と受け継がれている。

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いま乗っているR1100RSも、まるで同じカラーのものが展示されていた。

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思えば、我が愛車であるこのR1100RSは、4バルブ化された新世代ボクサーエンジンを初めて搭載した記念すべきモデルなのである。
このモデルの成功のおかげで、いまもボクサーエンジンは多くの人に愛され続けている。

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なんと味わい深いメーターだろう。

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4輪用レーシングエンジンの数々。

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機能美そのもの。

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速いものは美しく、美しいものは速いのだ。

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往年のBMWの特徴であった、逆スラントノーズ。
いま見ても美しく、力強い。

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M635CSi。最も美しいクーペのひとつだと思う。

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さらのその先輩にあたる、3.0CSL。
これも憧れた一台だ。

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そして、2002!

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M3 GTR。GT4で最もお世話になっている一台(笑)。
これでニュルを走ると、気分は最高潮である。

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この2002あたりは、将来の愛車候補の一台である。

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日本でなら、このイセッタでもいい。

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無論、この507も欲しいのだが、残念ながらまったく現実的ではない・・・。

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やっぱり、この2002、いいなぁ・・・。
これなら、夢じゃないよな・・・。

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地下展示スペースから、ボウル内部へとのぼっていく。
ここからは、コンセプトカーの展示だ。

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BMW Turbo (1972)。
1972年といえば・・・・。

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ミッレミリアへのオマージュをコンセプトとしたクーペ。
左右非対称のリアビューが美しい。

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そして、これ

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ボディ表面が、なんと、伸縮性の「布」でできている。
だから、ドアやボンネットなどの開閉部分にも切れめというものがない。
開閉するときは、表皮が「しわ」を作るのだ。
既成概念からの脱却という意味では、衝撃的である。

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これから、クルマはいったいどんなふうになっていくのだろう・・・。

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最後はShopで買いもの。
今回惚れた品は、クラシック二輪ポスター6枚セット。25ユーロなり。

総じて、見どころの多い、充実したMUSEUMであった。
このMUSEUMの完成で、BMWは一通りの施設を完成したことになる。
BMWファンにとっては、まさに「聖地」と呼ぶにふさわしいものになったのではなかろうか。