霧の中で 2008年11月04日 05:38 霧が立ちこめる日曜の午後。 僕は、ひとりここを訪れた。 ここは、ほんの60年ほどまえ・・・、 苦しみと悲しみだけを残され、 他のすべてを奪いとられた何万人もの人たちが、 同じ人間から、 まるで、ゴミでも扱うかのように、 集められ、 その命までをも、 まとめて「処分」され、 積み重ねられ、 焼かれ、 灰にされていった場所。 自分と何ら変わりはない、同じ「人間」。 こんなことを、 こんな過ちを、 犯してしまう、 人間という生きもの。 自分と同じ、 人間という生きもの。 「ドイツ暮らし」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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