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「エンジンかかんない」

とのことで我が家へ運び込まれた赤KATANA。
どーせすぐかかるだろう、と、軽い気持ちでタンクを外す。
プラグを点検。4本ともOK。スパークも問題なし。

じゃ、吸気系。エアクリーナを外してみると、なんと、エアクリーナBOXの中はガソリンの海。
その中に浸っていた乾式エアクリーナは、すっかり「湿式」になってる有様・・・。
これが原因だな。

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ガソリン、こんなに出てきたし・・・。

きっと、フロートバルブがひっかかってオーバーフローしてたんだろう。

ということで、ガソリンを吸い出し、新品のエアクリーナに交換。

まぁ、これでかかるでしょう。

バッテリーが弱っているようなので、クルマとつないでいざ始動。

・・・あれ?かからない。

もういちど、一通り基本的な部分を点検しなおすが、それでもだめ。

で、時間切れ。

翌日、ガレージに行ってみると、こんどはミッション周辺からのオイル漏れを発見。

あらら。これは、大がかりだよ。よろしくないよ。

さっそく持ち主に連絡して、治らないまま引き上げてもらうことに。

あ~ぁ、治してあげられなかったよ。残念。

なんだかくやしい。