画像


約半年ぶりのふるさと、かみのやま。

高校を卒業し、ここを離れて、早いものでもう、20年が経った。

画像


春のかみのやまを、歩いてみる。

画像


まずは、ウチのすぐそば、栗川稲荷神社。

画像


いたるところに、記憶の断片が転がっている。
あるところは、昔の記憶通りに。
またあるところには、経た年月なりに風化した状態で。

画像


あの辺りには水飲み場、奥のほうにはブランコ、まんなかにはジャングルジムと砂場。
そしてすぐそこには、シーソーがあった。
いまはもう、自分の中にしか存在しないけど。

画像


池は、昔のまま。鶴の人形(?)も、そのまま。

画像


そして、亀。
鶴は千年、亀は万年。
こいつもきっと、昔からここにいるヤツに違いない。
よう、ひさしぶりだな。

画像


駅前通り。
雨の日も、雪の日も、毎朝歩いて、電車汽車で山形まで通った高校時代。

画像


さりげなく、全国的に、いや、国際的に有名になってしまったかもしれないこの場所。
「おくりびと」の撮影で使われた建物だ。
ここは、ウチから歩いて3分とかからない場所。
小学生のころ、この建物は、同級生のお父さんが経営するうどん屋さんだった。
この中で、僕はよくうどんをご馳走してもらったのだった。

画像


その向かいには八幡神社。
ここのお祭りは大きくて、毎年3日間も開催されるため、子供達にとってはありがたい神社だった。
もちろん、この境内でもさんざん遊ばせていただいた。
いったい何度、本殿にサッカーボールをブツけてしまったことか・・・。

画像


幾千の子供達の尻で磨り減ったすべりだい。
もちろん、自分も相当貢献したはずだ。

画像


新湯通り。
左手は「トキワ館」という映画館。だった。
夏休みのドラエもんやウルトラマンは、ここで。
閉館してしまってずいぶん久しいが、この佇まいは捨てがたい。

画像


市民会館。
あ、今日はメーデーだったか。
しかし、うらさびしい雰囲気満点だなぁ。
でもここで、成人式をやったんだった・・・。

画像


かみのやまは、城下町。
いまでも4軒の武家屋敷が残っている。

画像


子供のころは(あたりまえだが)、まるで興味のかけらもなかったが、こうして見ると実にいいものだ。

画像


願わくば、ずっと大切にされていてほしい。

画像


「ちぃ よぉ こぉ れぇ いぃ とぉ~」の階段。
「ここの13段めには生首が埋まってる」とかいうウワサもあったなぁ。
コワイ話。口裂け女・・・。あぁ懐かしのお子様ワールド。

画像


そして、上山城と月岡公園。

画像


春、満開。

画像


ここでも、ずいぶん遊んだものだ。
毎年行われる、「かかし祭」が楽しみで楽しみで・・・。

画像


かみのやまの人にとっては、なくてはならない風景、三吉山。

画像


そして、遥かなる蔵王。
四方を山々に囲まれた、典型的盆地であるかみのやま。
僕は、毎日、こんな風景を見ながら、育った。

画像


うしろを振り向けば、遠くに虚空蔵山。
初詣、年が明けると、友達と真っ暗な雪道を山頂まで登った。
まるで、「ごんぎつね」の世界そのままだった。

画像


久々に歩くかみのやまは、なんだか全体スケールを80%に縮小したかのような感覚だった。
記憶にあるものより、あらゆるものが少し小さく感じるのだ。
小さいころとは、目線の高さがすっかり違っているからだろうか。

画像


さて、そろそろ日も暮れる。

画像


電車でやまがたへ繰り出して、旧友との再会だ。

(つづく)