12年、約10万km。
えい坊の愛車として、長い間がんばってくれていたロードスターと、ついにさよならした。
さびしいけれど、しかたがない。
我が家でいちばん手をかけてもらえず、いつも乗りっぱなしの放任主義で、それでも文句ひとついわずに健気に走り続けてくれた。
日が照っていないと、なんだか薄汚く見えるようなオレンジ色だったけど、きれいに洗車してお日さまの中へ繰り出せば、なかなかキレイな色に輝いてくれた。
2代目ロードスターのデビュー直後は、カタログの表紙を飾るイメージカラーだったけれど、その妙に派手な色合いが災いしたのか、めったに見かけることのないまま廃版になってしまったカラーだ。
ここ数年は、派手に破れた幌に貼りつけたガムテープなんかで、かなり「ボロ」な感じがにじみ出るようになってきていた。
最後なので、いままでありがとうの気持ちを込めて、いっしょうけんめい洗車。
もちろん、これは飼い主であるえい坊のシゴトである。
僕は、カメラ片手にのんびり(笑)。
もうだいぶご老体だけど、引き取ってくれることになった次のオーナーからも可愛がってもらえるといいな。
さて、これで我が家はパンダ号と356の2台体制。
妙ちきりんな組み合わせだけど、どちらもココロの底からのお気に入り。
これからも、こうしてお気に入りに囲まれながら、いっしょにゆっくり、歳を重ねていこう。
コメント
コメント一覧 (4)
寂しい話しですね。
でも乗られないのが一番寂しいかも。
12年落ちの国産であれば廃車処分も多い最近の日本。
次のオーナーさんが見つかった事はこのロードスターには幸運、そして次の人生に向けての再スタートをきれたという事で良かったのではないでしょうか?
これからは最強タッグの2台で満喫して下さい!
たしかに昨今はエコカーなんとかで、古いクルマはさっさと廃棄、そーれ買い替えだーっていう風潮ですもんね。
次に乗ってくれる方が見つかっただけでもシアワセなのかもしれませんね!
ぜひ、シアワセになってもらいたいものです。