のんびりする場所に行ってみた。
Odenwälder Freilandmuseum。Stuttgartから北へクルマで2時間弱。
点在するむかしの家がそのまま展示されている野外博物館だ。
あたり一帯は、絵に描いたようなドイツの牧歌的風景。
時間が止まっているかのよう。
意外にお客さんは多く、散歩とピクニックを兼ねてのんびり楽しんでいるようす。
きょうは、ちょうどここでちょっとしたむかしのクルマ集会があると知って、ドライブがてら、来てみたしだい。
ほうら、やってきた。
このうえなくのどかなサイレンを、プヒプヒィ~とかわいらしく鳴らしながら走ってくる消防車。
うしろには、(元)おねいさんも座っていて、みんなに愛想をふりまく。
ドイツのちいさな人気者、ゴッゴモビル。
ほんっと、かわいいなぁ。
それにしても、すさまじいポジティブキャンバー。
素敵なスクーターたち。
この消防車は、1950年代のもの。半世紀も前だ。
キレイで趣のある家を、散歩気分で一軒一軒歩いてまわる。
美しいなぁ。
自分の家も、将来、あんなふうにしたい、こんなふうにしたいと、いろいろ想像が膨らむ。
日本であれ、ヨーロッパであれ、ぼくはやっぱりこうした田舎の雰囲気がたまらなく好きだ。
このゆがみっぷり。だけどそれがまたかっこよくて。
計算してなくても、まるで計算されつくしたかのような風景。
ほんとうに、麦わらベッドなんだね。
湯たんぽもかわいらしい。
どんな人が、暮らしていたんだろう・・・。
ちょっと、タイムスリップしたような気分。
木と、錆びた鉄と。この質感。
おもちゃの箱庭みたいに見える。
日本に帰ったら、負けないくらいステキな家にするぞ!
そして、できることなら、自分の住む町も、こんなふうに美しい町になればなぁ。
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