またまた博物館めぐりシリーズ。
今日は、ウチからわずか10分足らずの場所にある、Deutsches Landwirtschaftsmuseumに行ってみた。
「ドイツ農業博物館」だ。発音できないけど。
おひとりさま3ユーロという、超良心的入館料。
農耕、牧畜の歴史が手に取るようにわかる・・・
・・・わけはない。
農業そのものにも詳しくないうえに、例によって解説が読めないので、モノを見ながら想像を巡らすのみ。
ま、それでも十分楽しいんだけど。
こういう、レーキとかスコップとか、素朴な道具はホントよいねぇ。
ここは搾乳、乳業の歴史コーナー。
なぜか、電気設備関係の展示も。
ドイツ版の碍子とか、これまたノスタルジィなよいデザイン。
高電圧注意! って、これはじつにイタそうだ。
か・ん・つ・う、してるし。
日本からも、JAの団体さまなんかが視察に来ているようで、日本のおみやげなんかも陳列されている。
いつもながら、こういう意外なところで日本に出会うと、ちょっとうれしはずかしいい気分になる。
自分の知っている世界なんて、ほんの、ほんのちっぽけな範囲。
いろんな分野の人々が、いろんな場所で国際交流してるんだねぇ。
あたりまえだけど、やっぱりすごいことだ。
おぉ、ジャパニーズ☆ウシ!
Kobe-Rind !!
農薬散布の道具。
ならしたり、耕したり、すいたり。
からくりのしくみが楽しい。
なかなかスタイリッシュなミルクタンクキャリア。
でも、両サイドそれぞれ満タンだと、そうとう重いだろうな。
出ました。クラシックトラクターのみなさまがた。
こちらはずいぶんとかわいいサイズ。
トラクターマニアの定番、PORSCHE DIESEL。
その昔、「燃える男の赤いトラクター」で一世を風靡したのは、ヤンマーだった。
ドイツじゃ、赤いトラクターといえば、コイツだ。
こいつも同じく、ドイツクラシックトラクター界の雄、LANZ BULLDOG。
カットモデルは初めて見たよ。
我らがウニモグさんたちも、ドイツの農業には欠かせない存在。
左右非対称のフロントマスクが、なんだか迫力モノ。
あきれるくらいタイヤのデカいトラクタさん。
アメリカのビッグフット軍団とも、対等に戦えそうだ。
なにをするものかよくわからないが、いろいろと強そうなヤツだ。
キミ、まるでウルトラマンに出てくる怪獣だよ。
変形してロボットにでもなりそうだ。
農業も、昔からいろいろな工夫が繰り返されながら、品種や品質が改善されたり機械化、省力化されてきた。
でも、自分とはまったく畑違いな分野だから、びっくりするほど、農業について、なにも知らないしわからない。
けれど、生きるうえでいちばんの基本となることなんだから、自分はもっと関心を持つべきなんだな。
帰り際、受付でもらってきた絵はがき。
この絵、なんだかとても好きだ。
コメント
コメント一覧 (4)
ラントヴィルトシャフトムゼーウム←発音(^_^)
巨大なトラクターが農場でジャガイモ野郎と格闘している様子を見てみたいです。
ってか、あんなデカいので何やってるのか見てみたい。
らんとう゛ぃるとしゃふとむぜーうむですかぁ・・・うーむ。
ホントはもっとじっくり見たかったんですが、トラクタ野郎たちのいる別館(?)は、屋内といえどもさすがに寒くて、あまり長居できなかったのが残念です。
そうですよね、あの巨大トラクタ野郎とカルトッフェン野郎の対決、見てみたいです。きっと迫力モノだぁ!
神戸牛がKobe Rindですか。なるほど・・・。
Kobe Rind、そのまんまですよね(笑)
Yonezawa Rindも紹介してもらいたいです。