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またまた、蚤の市。

昨年秋に偶然遭遇し、すっかり気に入ってしまったHeidelbergの蚤の市。
そろそろ春だし、蚤の市業界にも活気が出てくるころだろうと思い、この週末、再び行ってみたしだい。

だけど、会場に着いてみると、どうも以前と較べて人出も出店者も少なくて、ちょっと閑散としている。
3月も末なのに、気温も一ケタで、寒い・・・。
なんか、今回は空振りに終わるかも、なんてえい坊と話しつつも、とりあえずいざ出陣。

さて、まわり始めてみると、なんのなんの、よさそうなモノがたくさんあるじゃないですか!
というわけで、寒さに震えつつも、今回もなかなかの大収穫。

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今回の戦利品その1。
TELEFUNKENのクラシックラヂオ。

こういったむかしのラヂオ、以前からずっと欲しかったのだ。
とうとう、やっと、手に入れた。

同じようなホコリにまみれたラヂオが、無造作に山積みになっている中から、いちばん、自分の好みに合ったデザインのモノを選んだ。

横幅55cmほどもある、威風堂々とした一品。

僕は真空管マニアではないので、もちろん、音が出なくてもまったく問題ない。
飾って眺めるだけで、十分。

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かなりホコリと垢にまみれていたので、なにはなくともまずはできるだけキレイに磨いてあげる。
アクセントの黒いテープも、すっかりボロボロになっていたので・・・、

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新しいテープで貼りなおしてみた。

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汗ばむくらいに無我夢中で磨き倒して、やっとこのくらいピカピカになった。
かっこいいなぁ!大満足だ。

さて、このラヂオ、TELEFUNKEN Dacapo 9。
調べてみると、1958年、あるいは1959年ごろのモデルらしい。356といっしょじゃないか。
つくづく、ボクはこの時代のモノが好きなんだなぁ。

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外側がキレイになったとはいえ、裏ブタをあけると、中はまだ、こんなふうに盛大にホコリがかぶったまま。
動かなくていいや、なんて思ってたけれど、外側がキレイになると、なんだか欲が出てくる。
せっかくだから、なんとか音を出してみたいものだなぁ、なんて考えてしまう。
まぁ、ムリだろうけど。

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戦利品その2。麻袋。
たて1メートルほどもある、大きなサイズだ。
見た瞬間、惚れた。
デザイン違いで2つ購入。どちらも、郵便局関係の文字とマークが入っている。
さて、何に使おうかな。

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戦利品その4。ビン。
ひとつたったの2ユーロ。
ベネチアンなラベルと、もう一方、いかにも実験室ふうなラベルがいい感じだ。

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戦利品その5。ミニサイズなジェリカン。
2リットルくらいの容量しかない超ミニサイズのジェリカンだけど、作りは頑強。
そのかわいさ一目ボレ。

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戦利品その6&7。ボロさとデザインがイカしている、鉄板看板とバケツ。
もはや、我が家は廃品回収業者状態。

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そして、戦利品その8。エンブレム。
これまたミッドセンチュリーなデザインが気に入ったので。
クルマかバイク関連の何かだろうと思って買ったんだけど、帰って調べてみたら、どうやら、冷蔵機器メーカーのものみたい・・・。

でも、なかなかよいデザイン。
我が家のハタラク・クルマ号にでもくっつけてみたら、ほのぼのしてイイ感じかも。