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ヘルメットを新調してみた。

イタリヤはNolan社製の「N104」。

規格も違うためか、日本ではあまり馴染みのないブランドだけど、こちら欧州ではメジャーどころ。

今回は二人ぶんおそろいで、ど~んと奮発。
カラーはシックにBlack Graphiteというマット系のものを。

ふたつとも、サイズは違えど外寸はいっしょなので、なにか区別するマーキングでも考えなければ、どっちがどっちだかまったくわからなくなりそうだ。

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このヘルメットを選んだ理由は大きくふたつ。

ひとつめは、フルフェイスのようでいて、写真のように、フロント部がまるごとフリップアップできる点。
ふたつめは、サンバイザー(サングラス)が内蔵されている点だ。

このタイプは最近、ここ欧州ではロングツーリングライダーを中心に、だいぶ普及してきている気がする。
だけど、日本ではまだあまりラインナップがないようで、SHOEIのNEOTECくらいしか選択肢がない。
しかも、お値段がちと高い。

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街乗りはともかく、ロングツーリングや高速時の安心感を考えると、やっぱりフルフェイスがいい。
だけど、フツウのフルフェイスだと、ちょっとしたときになにかと不便なことも多い。
フルフェイスの安心感と、オープンフェイスの開放感や便利さの「いいとこどり」なコンセプトで、かなり使い勝手がよさそうだ。

フリップアップした状態を保持するロックレバーもついている。
聞けば、これはレギュレーションで装着が義務づけられているそうだ。
たしかに、オープン状態で走行中、ふとした衝撃で突然ガバッと閉まってきたら、ちょっとアセりそうだ。

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内蔵式のサングラスも、待ってましたの待望装備。
いままでは、昼間と夜間でスモークシールドとクリアシールドをいちいち付け替えたり、サングラスをかけたり外したりと、めんどう極まりなかった。

ところが、これはレバーひとつで走行中も内蔵サンバイザーを上下できるので、真夏のトンネルでも怖くないし、ツーリングのときにクリアとスモークのふたつのシールドを持っていくこともない。

この超便利装備も、欧州圏ではだいぶ普及してきていて、各社、これを装備しているヘルメットが増えてきつつあるけれど、日本市場ではやっぱりまだほとんど選べない。前述のNEOTECくらいしか搭載してないのではなかろうか。

いやぁ、うれしいなぁ!

これでまた、オートバイに乗るのがますますいっそう楽しみになってきたぞ!