画像


あれよあれよという間に、4月ももうすぐ終わる。

5月に入ると、いよいよなにかと忙しくなる。
ということで、えい坊がテニスにいそしんでいるスキを狙って、Porsche Museumへ参拝に。
おそらく、これで見納めになるだろうと思うと、感慨深いものがある。

画像


ところがどっこい、常設展示の356や初期911たちの多くは、各種イベントのため出張中・・・。
この個体は、あのMille Migliaに出場するため、いままさに整備の真っ最中のようす。

画像


ちょっと残念だったけれど、SpeedsterのPrototypは、いつものようにやさしい顔で迎えてくれたから、よしとしよう。

画像


今年は、911が誕生してから50周年という、記念すべき年。
そんな貴重なタイミングに、この場所へ来ることができただけでも幸せだ。
Museum shopでの最後の散財のあと、後ろ髪を引かれつつも、さようなら。
はたして、またいつか、ここへ来るときはやってくるだろうか。

画像


午後は、Stuttgart恒例の春祭り、Fruehlingfestへ。

画像


やっと、この数日暖かくなってきたと思った矢先、この週末はまた一転してあいにくの空模様。
気温も、6、7℃ほどしかなく、寒い。

画像


だけど、そんな肌寒さにもめげず、会場はいつものように大賑わい。

画像


観覧車に乗ってみよう。

画像


この観覧車も相当な高さだけど、あの絶叫マシンの高さったらどうだ。
あんなの、確実に気絶できそうだ。

奥のほうには、Benz Museumが見える。

画像


こちらを向けば、遠くにテレビ塔。
この見慣れたStuttgartの風景も、もうすぐ見納めだ。

画像


こういったお祭りの雰囲気を、一層楽しいものにしてくれる、昔の自動演奏オルガン。

画像


こんなふうに、紙の楽譜?を読み込みながら、圧縮空気で演奏される。

画像


驚くほどにぎやかな音と、大げさで健気でお茶目なそのしくみは、聴いていて、見ていて飽きない。

画像


ひとしきり楽しんだあと、電車でSchlossplatzへ戻り、そこからまた少し散歩。

画像


春祭りのためか、日曜の日暮れ時のためか、人影は少ない。

画像


いつもならUバーンに乗ってしまうところを、もう少し歩いてみる。
もうすぐここを離れるという名残惜しさがそうさせるのかもしれないけれど、歩きたい気分だったのだ。

画像


帰国まで、あと、ちょうど三週間。