二日めは、バスでアマルフィ海岸めぐりをすることに。
ソレントから半島を縦断して、ポジターノを通りつつ、アマルフィの町へ。
ヴェスヴィオ周遊鉄道、ソレント駅前からバスに乗る。
混雑するかと思いきや、バスは意外と空いていて順調な滑り出し。
ソレントを出発し、くねくねと峠を越えて、半島南側の海岸沿いへ出る。
朝方だからか、空はまだ霞がかっていて、すかっとした青空とはいえない。
とはいえ、車窓からの景色は見ていて飽きない。
ぼぉ~っと眺めていたら、学生時代に住んでいた、新潟の越後七浦シーサイドラインをふと思い出した。
一時間ちょっとでポジターノの町へ到着。
ここでは降りずに、アマルフィまでさらに一時間ほどバスに揺られる。
これから向かうアマルフィを含め、このあたり一帯は、数年前の映画「アマルフィ 女神の報酬」で一躍有名になったエリア。なるほど、やっぱりステキな町並みだ。崖っぷちにへばりついているような町なので、住むのはなかなかタイヘンそうだけど・・・。
終点、アマルフィに到着。
すかさずここでさらに別のバスに乗り換え、さらに走ること30分ほど。
そしてたどり着いたは、海抜350mの高台にある小さな町、ラヴェッロ。
霞みがかっていた空もスカッと晴れわたり、まあなんとも気持ちのよい眺めだ。
Villa Cimbrone。
一日じゅう、ここでボォ~っとしてみたい。
海に面した高台にある小さな町、といえば、ニース近くにあったEzeという町と共通した雰囲気がある気がしないでもない。
町の中心、Duomo広場のCafeで軽く昼食。
昼間からビールも飲んで、ゆったりいい気分。
さて、満腹になったところで、バスに乗ってアマルフィの町へ戻る。
アイスクリームを食べつつ、目抜き通りをそぞろ歩く。
微妙にアラブふうな大聖堂。
先の映画では、ここで撮影されたシーンもありましたね。
その階段から広場を見下ろす。
ひとしきりのんびり散歩したあとは、ソレントまでまたバスに揺られて2時間半。
往路と違って帰りは大混雑だったけれど、運よく座れた我々は、ほどなく夢の世界へ引き込まれていくのであった。
(つづく)
コメント
コメント一覧 (2)
ステキですね。
絵を描けることって、ステキですね。
私は、全然器用ではないので、憧れる世界です。