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この土日はお天気もよく、5月の爽やかさを満喫できた週末だった。

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我が家のファサードを彩るモッコウバラも、いよいよ満開。

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思えばドイツから帰ってきてから、明日でちょうど一年だ。
帰国一周年の記念に、というわけではないけれど、このたび、庭にまた少しみどりを増やすことにした。

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今回お願いするのも、ちょうど一年前、我が家の庭をステキな空間に変貌させてくれた庭屋、植吉さん。

こんどはどの木を植えてもらうか決めるために、この週末は植吉さんの植畑に下見へ行ってきた。
というわけで、我が家から小一時間ほどの、「田人」というステキな地名のついた場所へ。
「里山」という言葉が似合う、とてものどかでステキなところだ。

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天気がよいので、えい坊と二人、バイクで向かう。
ちなみに、この植吉さんに加え、我が家を建ててくれた大工さんも、この「田人」の方。
なんだか、我が家は田人に縁があるのかもしれない。

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たくさんの種類が植えられた植畑を、いろいろ教えてもらいながら品定め。
目移りしながら、最終的に3本ほど選ぶ。
アオダモ、アオハダ、ヤマボウシ。
植える場所を考えて、株立ちと単木、両方を織り交ぜた。

板塀の延長工事といっしょに、6月中旬ごろに植えてもらう予定。
いまから、とても楽しみだ。

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田人といえば、ここには、以前、大工さんに頂いてそのおいしさに驚愕した、「たびとまんじゅう」を作っているお店がある。
久しぶりに食べたくなって、寄ってみた。

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このまんじゅうは、ほんとうに、おいしい。
ふつうのまんじゅうとは、なにもかもが違う異次元のおいしさ。

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薪割りで思いっきり汗をかき、みどりいっぱいの庭を眺めながら、おいしいまんじゅうとコーヒーを楽しむ午後。
ココロから、シアワセなのだ。