年末年始は、西のほうへ旅行。
大阪、京都、そして神戸の三都市を駆け足で巡ってきた。
今回は、往復とも飛行機を使ってみた。
福島空港から伊丹空港まで。たった一時間のフライトだ。
恥ずかしながら、国内線の飛行機に乗るのは生まれて初めての経験。
僕もえい坊も、大阪は生まれて初めて。
ほぉ、これがかの有名なくいだおれ人形か。
なるほど、いかにも関西、大阪な感じだ。
東北の田舎育ちの自分たちには、やっぱりちょっと刺激が強い。
どの看板も、これでもかといわんばかりに、圧倒的に迫ってくる。
そんなおっかない顔で睨まれたら、とーほぐのおいらはびびっちまうよ。
よくテレビで映る道頓堀川。
いつも大勢の人でごったがえしているような光景をイメージしてたけれど、この日は意外とひっそりしてた印象。
パワフルだね、大阪。
大阪から電車で小一時間であっさり京都に到着。
京都は、5年ぶりくらいだろうか。
こちらは、やっぱり大阪とはまるで違う街並み。
当然、観光客でごったがえしてはいるものの、そこかしこに落ち着いた風情があって、よい。
だけど、錦市場はそれこそぎゅうぎゅうの人混みで、歩くのも一苦労。
えい坊がさんざん迷ったあげく、結局買わなかった桐のサンダル。
歳をとってきたせいもあるだろうけれど、漬物のおいしいことといったら。
京都はほんと、どこを散歩しても楽しい。
この、一見フツウの町家。
じつは、Leica Store Kyotoなのだ。
非常に残念ながら、この日はあいにく年末年始のお休みだったため中には入れなかったのだけれど。
ココにあるプロモーション映像は、鳥肌が出るほどすばらしい。
せっかくなので、我が家のチビLeicaと記念撮影。
お腹が空いたら、夕暮れの先斗町へ。
おいしそうなお店が、ずらりと並ぶ。
そして、神戸。
えい坊は初めて、僕は実に21年ぶり。
21年まえの僕は、ひとりでバイクに乗ってここまでやってきた。
すでにほとんどの記憶はなくなりかけていたものの、ポートタワーのある景色は覚えていた。
横浜中華街のような南京町。
風はちょっと冷たいけれど、食べ歩きが楽しい。
異人館街。風見鶏の館。
21年まえは、ひたすらハイカラでおしゃれだなぁ、と感じていた記憶があったけれど、あらためて今回歩いてみると、悲しいかな若干当時の記憶とは違って、少し色あせたような印象。
結局、有料の建物にはどこにも入らず、ぶらぶらと歩いたのみ。
たまたまかもしれないけれど、観光客もそれほど多くなく、ちょっと寂しい印象さえ受けた。
20年の時を経て、自分が変わったのか、それとも、見ている景色のほうが変わってしまったのか・・・。
ハイカラな街、神戸。
こんど来るのは、いつになることだろう。
全国的に雪が多い今年。
帰りの飛行機から見下ろす景色は、一面真っ白でとても綺麗だった。
去年の東京に引き続き、二年連続で大都市で過ごした年末年始。
こうしてたまには都会の空気に触れるのも必要だけど、やっぱりちょっと疲れるのも正直なところ。
来年は、ゆっくりゆったり過ごせる年末年始にしようかな。
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