きょうは、念願だったパンダ号のキー交換。
もうずっと長いこと、助手席側のキーシリンダーが壊れたままで、助手席側からはキーロックすることができなかったので、とても不便だった。
運転席側ドアのほうも、キーをひねるときの感触がだいぶ重くなってきていたので、これは、そろそろ、マズい。
こっちも壊れたら、リアハッチから乗り降りしないといけなくなってしまうではないか。
ということで、このたびついに新調することにしたしだい。
だけど、ドアのところだけ交換すると、そこだけ別のキーを使わないといけなくなるので、いささかややこしいことになる。
そこで今回は、左右ドア、リアハッチ、それにイグニッション用と、ぜんぶまとめて新品に交換して、すべて同じキーが使えるようにする作戦だ。
ドアの内張りは相変わらず外したままなので、作業は実に楽チン。
初めての作業だったけれど、ものの1分もかからず外すことができた。
ピロボールに嵌っている樹脂製ロッドを外すときに折らないように気をつけるのがコツ。
それにしても、なんというシンプルな作り。すばらしい。
右が20年間がんばってくれたドアキーシリンダー。おつかれさま。
左の新品には、たっぷりとグリスを追加してから組み込んであげる。
こちらは、リアハッチのキーシリンダー。
これも交換作業はおそろしく簡単だった。
やっぱり、ぴかぴかの新品は気持ちがいい。
キャッチもついでにしっかりグリスアップ。
そして、イグニッション。
ここでスタック。キーシリンダーの外しかたがわからない・・・。
ネットで調査を試みるも、惜しいところで核心をついた情報は見つけられず。
困った。
こういうときはあせってもしかたがない。
ゆっくり調べて、後日再チャレンジしよう。
というわけで、しばらく、ドアキーとメインキーはそれぞれ別のキーを使うことになりそうだ。
ま、ここまででも十分まんぞく。
なんといっても、左右どちらのドアもロック、アンロックが自由自在なのだ。
ノブを押したときの感触もカチッとしていて実に小気味よくなった。
すばらしいじゃないか。
このヨロコビは、もはや「キーってなに?」状態のイマドキグルマでは決して味わえないだろう。
ふふふ。
続いて、下回りの点検。
じつはまだ、足回りの本格的なリフレッシュはほとんど始まっていない。
入院先のベッドになかなか空きができず、大手術のための入院は来週末に延期になってしまったのだ。
ということで、基本的には目視するのみ。じっとガマン。
先日の日帰り入院で、左リアのハブベアリングと左右リアショックは交換完了。
新品の光り輝くハブベアリングにしばしうっとり。
ショックは替えたけれど、いまだにリア周りからの異音が激しい。
荒れた凸凹や段差での盛大なガタゴト音が一向に収まらない。
ラジアスロッドのブッシュがほぼ朽ち果てている感じなので、そこがいちばん怪しいとにらんでいる。
または、マフラー周りか。
はたまた、ひょっとして、ガソリンタンクの鉄製サポートベルトが朽ち果てて切れているのが関係しているのか?
下に潜りながらだいぶ観察したけれど、ほかに怪しそうな部分も見当たらない。
来週、入院させるときに相談しなきゃ。
ちょっとだけ内装を戻した。
リアフェンダーを覆う樹脂カバー。
鉄板むきだしのままでもいい味だけど、外したカバーをガレージに置いておくのもジャマなので。
もう、雪なんて降らない、よね?
コメント
コメント一覧 (2)
シリンダーブロックの留めネジは不可逆タイプでトルクが掛かるとネジ頭が折れるようになっていますので留めネジ2本の頭をドリルで破壊するしかありません。
私のパンダは幸い取り付け時のFiatの工員さんの好意か、
折り取られていませんでしたのでかんたんに取り外しできました。
こんな思考錯誤が楽しいなどといったら家族はあきれた顔をします・・。
コメントありがとうございます。
もちろん、TKさんのブログも参考にさせてもらっていました。ウチのは残念ながら留めネジの頭はしっかり折られていましたので、ブロックの取り外しは断念しました。
で、いろいろ楽しく考え、調べてみたら、本日成功しました!
これから、そのことを書きますね。