この週末は天気もよいし暖かいしで、とても気持ちがいい。
ということで、先週に引き続き、冷蔵庫のリニューアル作業を続ける。
本体から取りはずしておいたネジや金具類。
失くしてしまわないように、また、もともとついていた場所がわかるようにしておく。
金具類にもペンキがついているので、剥離剤でササッと落とす。
考えた結果、今回はニスではなくオイルステインで塗装することにした。
ニスを使うと、表面はツヤツヤな仕上がりになるのだけれど、アンティークな雰囲気を大切にしたいので方針変更だ。
こういう注ぎ口の場合、そのまま注ぐとこぼれまくってものすごく使いにくい。
そんなときは、こんなふうに養生テープをくるっと巻いたものを注ぎ口にするととても便利。
ペンキはがしにくらべると、塗装はとてもラクチンだ。
オイルステインを使うのは初めてだけど、そんなに難しいものではない。
前回までの仕上げがある程度テキトウだったこともあり、場所によって濃淡が出てしまったけど、かえってアンティークな雰囲気がでて好ましいくらいだ。
ほんとはもう少し薄い色をイメージしていたのだけど、思いのほか濃い色になってしまった。
なかなか難しいものだ。
ホイホイと塗り進めて、あっというまに完了。
天気がよいので乾燥も早い。
お次は、金具の取付。
使われているネジは、すべてマイナスネジ。
金具は、ピカピカに磨きすぎると浮いてしまうので、軽く磨く程度でやめておく。
このくらいのバランスでちょうどよい感じだ。
マイナスねじはドライバーでナメてしまいやすいので、ひとつひとつていねいに締めていく。
好きな音楽を聴きながら、ゆったりじっくりこういうことに没頭するひとときは、なにより幸せな時間。
レバーの可動部分もきちんと手入れしたので、開閉も驚くほどスムーズになった。
そして、完成!
さっそくリビングに置いてみたら、あらまあ、とってもいい感じ。
ちょっと濃すぎたかなぁ、と思っていた色あいも、なんのなんの、ソファの色やリビングとうまく調和しているじゃないですか。
いやあ、われながらよくがんばった。
これで、またひとつ愛着の湧くインテリアが仲間入りだ。
コメント
コメント一覧 (4)
全体の雰囲気もさることながら、金具の造詣が何とも言えない手の込んだ膨らみを持っていて魅力的です。
今回、この「木製冷蔵庫」のことをいろいろ調べてみたのですが、そんなふうにお寿司やさんなどでいまでも使われているケースがあるのを知ってびっくりしていたところです。
昔のものでも、いろいろな工夫やメリットがあったりして、おもしろいですよね。
ありがとうございます。
そうなんです!金具が素晴らしいのなんのって。
眺めているとウットリしてしまいます。